ヒーヤンのブログ

内定をもらえない理由…

Date:2015.11.25

先日、今年の内定率が発表されました。

10月時点で6割。

3年生の就活が始まった季節ですが、まだまだ内定をもらっていない4年生も多いですよね。

頑張っているのに結果が出ず、落ち込んで精神的にやられていると思います。

 

しかし、自暴自棄になるのも、諦めるのも、まだまだ早いです。

 

いくらでも挽回できます。

まだまだ、遅くはないです。

最終的に内定をもらうのは1社でいいんです。

11月現在、リクナビだけでも14,000社以上の企業が新卒募集しています。

間に合います。

 

就活はマッチングです。

自分がダメな人間ではなく、うまくマッチングできていないだけなのです。

 

自分に合った企業にうまくマッチングできるように、就活を工夫する。

その工夫をしていくことが、内定=マッチングの近道ですね。

 

工夫は数多くあります。

その中で、最も基本的で大切なことなのに、内定をもらっていない学生の数多くがやっていない「あるあるNo1」を紹介したいと思います。

 

 

学生  「まだ内定もらってないんです」

ヒーヤン「そっかー、つらいなぁ。何社ぐらい受けたん?」

学生  「えーっと、5社です」

ヒーヤン「むむ…」

 

そう。内定をもらえない学生の共通点、

 

受ける数が少なすぎる!!!

 

ヒーヤン「なんでもっと受けへんのん?」

学生  「興味のある受けたい企業があまりもうなくて…」

 

そもそも、あかんやん!!

出会う機会を逃してる…。

 

 

持ち駒を増やそう!!

 

選ぶな!

とまでは、言いません。

 

“よく分らない企業(仕事)”を受けない。

というのをやめましょう!

自分が興味ない企業も受けましょう。

 

私が学生によく言っているのは、

同じラーメンばっかり食べておいしいって言っても、他のラーメンのおいしさは分からんよね。

そして、ラーメンが一番好きって言ってても、他のイタリアンやトルコ料理を食べないと一番好きかなんて絶対に分からないよね。

 

興味を持っていない=知らない

のです。

 

知らない業界(企業)が、自分に合っているか合っていないか、

なんて、まず、知らないと分りませんね。

 

そして、選考で、なぜこの業界を志望するの?

って聞かれても、他業界知らないのに、説得力ありますか?

ない!まったくない!

 

知らない業界(企業)に興味を持て、って言われても

知らないのに、興味なんか湧いてきませんよね。

 

だから、まず知ろう!

 

勇気を持って知らないところへ飛び込もう。

知るために。

 

学生に、全く視野に入れてなかった企業の説明会を聞きに行くよう勧めます。

実際に学生からは、

「知らない業界のことが知れたし、少し興味を持てた」

「機械や部品(商材)のことはよく分らないけど、そこで働いている人が楽しそうだった」

「なので、他も見てみようと思う」

という感想がよく生まれてくるものです。

 

エントリーは「知る」為にする。

 

興味のない企業の選び方を2つ紹介

 

1、自分の受けている業界に関連した企業 を考えてみましょう

昨日打ち上げ成功したH2Aロケット。このロケットを作るのに何百何千の企業が関連していますよね。

身近な例だと、パソコンメーカー。

これも実は多くの部品メーカーが関わっていますね。ハードディスクやネジやスプリング、塗料…などなど。

もっと身近な食品でも同じです。

パンメーカーひとつをとってみても何十何百社あります。

裏の原材料を見て想像するだけでも、どんどん出てきますよね。

製粉、製糖、製塩、生乳、ペースト、添加物、香料、トレイ、パッケージ…などなど。

 

 

2、直近日に説明会がある企業や面接が必ず受けられる企業を選ぶ

動かないと新しいものは見えてきません。

じーっとして悩んでいるだけなのであれば、1つでも知識を増やし新たな発見をしていきましょう。

面接は受ければ受ける程、練習にもなるし、企業や自分のことが見えてきます。

 

 

下手な鉄砲数撃ちゃ当たる…とまではいきませんが、少ないと当たるものが当たりません。

数幅広く受ければ、業種ごとの違いもわかり、自分の志向も明確になります。

そして、面接力も上がります。

 

自分の想像(先入観・イメージ)なんて、ちっぽけなもんです。

自分の狭い選択肢の中で完結しない。

自分の考え以外のところに目を向ける。

自分の中で、比較検討する機会を増やす。

 

持ち駒(受ける企業)を増やすことは、内定に近づく基本です。

Author

ヒーヤン。JCDA認定キャリアカウンセラー。
兵庫県生まれ。人材・広告会社退社後、キャリアカンセラーに。
大学や公的機関などでのキャリアカウンセリング、セミナーなどを行う一方で、個人のマンツーマンでのカウンセリングに力を注ぎ、過去10,000人以上のカウンセリングで就職決定率8割以上の実績を持つ。

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