Date:2016.01.09
お正月も明けましたね。
就職活動をしないといけないなぁ~とは思っていても、
まだ何も始めていない学生も多いはず。
「しなければならない」と思うこと
って、よく考えると、ほとんどが、
イヤなこと・めんどくさいこと・ツラいこと・おもしろくないこと、
で、楽しくないんですよねー。
嫌いな授業に出席する・レポート提出・テスト勉強・バイト・部屋の掃除など
日常にありすぎる…。
反対に、“しよー”と思ってすることって、
自発的にやりたいと思っているから、スイスイ進むし楽しい。
旅行の計画を立てたり、友達と遊んだり、釣りをしたり、自分の趣味的なことは。
って考えると、「しなければならない」が多いと、
日々、憂鬱で楽しくない時間を過ごすことが多くなるってことですよね。
それって、もったいないと思うんです。
人生損します!
不幸!
結局、「しなければならない」と思ってやっても、非効率だし、よい結果は得られないんです。
例えば、お部屋のかたづけ。
お母さんに「部屋かたづけなさい!」って言われ、ムリヤリかたづけるのって、
しなければならないからするけど…。
ダラダラするし、テキトゥーだし、楽しくない。結果そんなキレイになってないし。
しかし、彼氏が遊びに来るっていう時にするお部屋のかたづけって、「するぞ!」って思えちゃう。
ちゃっちゃとできるし、めっさキレイにしよーって思うし、楽しいでしょ。
結果チョーピカピカ。
こんな些細な日常の出来事ですら、
「やらなければならない」と「する」の結果は断然違う。
自発的な行動は、楽しさと満足のいく結果がついてきます。
嫌なことでも、「やるぞ」と思ってできれば、
結果は違ってくるはず。
なので、「やらなければならない」と思って動けてない就活を、
自発的な「やるぞ」という気持に変えていきましょう。
○就活を「やるぞ」に変える方法
1、「とりあえず」から就活を始める。
自己分析をしてから~とか、やりたい仕事を考えてから~とか思っていると、
就活を始めるハードルが高くなり行動できなくなります。
まず、“とりあえず”でいいので、行動です。
1、とりあえず自分でエントリー件数目標を決める
1日(1週間)で5社はポチっとするぞ!って。
興味のる企業が5社も出てこなくて当たり前の時期です。
でも、それでいいんです。当たり前です。
目標は、件数を決めることです。
2、とりあえず企業のエントリーボタンを押しましょう。
押すのに10秒もかかりません。
サクッと読んで、イヤじゃなければ“とりあえず”押すんです。
この会社をよく知ってからとか、自分に合うか考えてから、はNO!です。
そんなこと、後で考えればいいのです。
今、考えても分りません。
目標は、決めた目標は必ずクリアすることです。
3、とりあえず、エントリー企業の説明会にどんどん行かざるを得ない状況にする。
行動して、どんな企業かを知りに行く。
すると、自分と企業について、考える機会もおのずとやってきます。
そこから、企業研究や自己分析を始めても全く遅くはないです。
行動しながらでしか、ちゃんと考えられないのですから。
行動をまず起こさないと、「やるぞ」という気持ちにならないんですよね。
まず“とりあえず”行動してみてください。
恋愛でも同じだと思います。
とりあえず、合コンに行っておしゃべりをしていると、「あの子いいなぁ」「仲良くなりたいなぁ」という気持ちになれるでしょ。
「この人は私とは合わないなぁ」と思うのも、行動して、会ったから分かるんです。
「やらなければならない」を思い続けず、
「やるぞ」と自分で決めて、行動してくださいね。
失敗してもいいんです。
それは、失敗じゃないんです。
必ず、次に生かせられるから。
失敗を恐れて行動できない、が失敗になります。
迷った時、悩んだ時は、周りの人や、ヒーヤンに是非相談してくださいね。
Date:2015.11.25
先日、今年の内定率が発表されました。
10月時点で6割。
3年生の就活が始まった季節ですが、まだまだ内定をもらっていない4年生も多いですよね。
頑張っているのに結果が出ず、落ち込んで精神的にやられていると思います。
しかし、自暴自棄になるのも、諦めるのも、まだまだ早いです。
いくらでも挽回できます。
まだまだ、遅くはないです。
最終的に内定をもらうのは1社でいいんです。
11月現在、リクナビだけでも14,000社以上の企業が新卒募集しています。
間に合います。
就活はマッチングです。
自分がダメな人間ではなく、うまくマッチングできていないだけなのです。
自分に合った企業にうまくマッチングできるように、就活を工夫する。
その工夫をしていくことが、内定=マッチングの近道ですね。
工夫は数多くあります。
その中で、最も基本的で大切なことなのに、内定をもらっていない学生の数多くがやっていない「あるあるNo1」を紹介したいと思います。
学生 「まだ内定もらってないんです」
ヒーヤン「そっかー、つらいなぁ。何社ぐらい受けたん?」
学生 「えーっと、5社です」
ヒーヤン「むむ…」
そう。内定をもらえない学生の共通点、
受ける数が少なすぎる!!!
ヒーヤン「なんでもっと受けへんのん?」
学生 「興味のある受けたい企業があまりもうなくて…」
そもそも、あかんやん!!
出会う機会を逃してる…。
持ち駒を増やそう!!
選ぶな!
とまでは、言いません。
“よく分らない企業(仕事)”を受けない。
というのをやめましょう!
自分が興味ない企業も受けましょう。
私が学生によく言っているのは、
同じラーメンばっかり食べておいしいって言っても、他のラーメンのおいしさは分からんよね。
そして、ラーメンが一番好きって言ってても、他のイタリアンやトルコ料理を食べないと一番好きかなんて絶対に分からないよね。
興味を持っていない=知らない
のです。
知らない業界(企業)が、自分に合っているか合っていないか、
なんて、まず、知らないと分りませんね。
そして、選考で、なぜこの業界を志望するの?
って聞かれても、他業界知らないのに、説得力ありますか?
ない!まったくない!
知らない業界(企業)に興味を持て、って言われても
知らないのに、興味なんか湧いてきませんよね。
だから、まず知ろう!
勇気を持って知らないところへ飛び込もう。
知るために。
学生に、全く視野に入れてなかった企業の説明会を聞きに行くよう勧めます。
実際に学生からは、
「知らない業界のことが知れたし、少し興味を持てた」
「機械や部品(商材)のことはよく分らないけど、そこで働いている人が楽しそうだった」
「なので、他も見てみようと思う」
という感想がよく生まれてくるものです。
エントリーは「知る」為にする。
興味のない企業の選び方を2つ紹介
1、自分の受けている業界に関連した企業 を考えてみましょう
昨日打ち上げ成功したH2Aロケット。このロケットを作るのに何百何千の企業が関連していますよね。
身近な例だと、パソコンメーカー。
これも実は多くの部品メーカーが関わっていますね。ハードディスクやネジやスプリング、塗料…などなど。
もっと身近な食品でも同じです。
パンメーカーひとつをとってみても何十何百社あります。
裏の原材料を見て想像するだけでも、どんどん出てきますよね。
製粉、製糖、製塩、生乳、ペースト、添加物、香料、トレイ、パッケージ…などなど。
2、直近日に説明会がある企業や面接が必ず受けられる企業を選ぶ
動かないと新しいものは見えてきません。
じーっとして悩んでいるだけなのであれば、1つでも知識を増やし新たな発見をしていきましょう。
面接は受ければ受ける程、練習にもなるし、企業や自分のことが見えてきます。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たる…とまではいきませんが、少ないと当たるものが当たりません。
数幅広く受ければ、業種ごとの違いもわかり、自分の志向も明確になります。
そして、面接力も上がります。
自分の想像(先入観・イメージ)なんて、ちっぽけなもんです。
自分の狭い選択肢の中で完結しない。
自分の考え以外のところに目を向ける。
自分の中で、比較検討する機会を増やす。
持ち駒(受ける企業)を増やすことは、内定に近づく基本です。
Date:2015.11.17
さて、どうでしょう?
どちらも正解です。
なぜなら、自分という人間を他人(企業)にちゃんと伝えることができ売り込めるなら、
自己分析なんて特に必要ないです。
できないなら、自己分析は必須です。
自己分析をする目的は、前回ブログに書いたように
「一生続けられる仕事を探す」「自分に合った仕事を見つける」
という目的ではありません。
そう、そんなの見つかるわけない。
じゃ、自己分析の目的とは…
自分のことを、企業に具体的に分かってもらう!です。
就職活動とは営業活動です。
「自分」という商品を企業に売り込んで、買ってもらう。
ということです。
それは、自分という商品がいかに良いものなのか、役に立つものなのか、
他の商品(他の人)と比べた時にこっちの商品(自分)が良さそうと思ってもらえるか、
を表現する必要があります。
なので、商品の特性を十分に理解し、相手に分かりやすく説明しなければなりません。
例えば、自分が商品を買う時どうでしょう?
スマホを買おうと思っている時、店員に「コレとても良いんですよ」と言われただけでは買わないですよね。
どういう時にどういう機能が使えるのか、自分の欲しい機能が使えるのか、など、魅力的に思わせる情報がなければ、欲しいなぁと思わないですよね。
就活でも同じです。
黙っていて商品は売れません。
自分はみんなに好かれていて良い性格です。学生時代も4年間部活を続けて頑張りました。
だけでは、何が良いのか企業には全く伝わりませんし、企業が求めているものに合っているのかも分りません。
なぜ好かれているのか?なぜ続けてこれたのか?何を得たのか?
など、具体的に知る必要があります。
そして、それがどういう時にどのように役に立つのか、
を企業に分かってもらう必要があります。
その為に、商品(自分)のスペックを知る=自己分析 が必要なのです。
自己分析を考える上で…自慢できることなんて特にないなぁって思う人多いですよね。
しかし、特に何もしてきてなかったと思う人も、考えればあるはずです。
企業が聞きたいのは、部活のリーダー経験やアルバイトでの華々しい実績ではありません。
企業が知りたいのは「人柄」や「今後の可能性」です。
性格・価値観です。
なので、大げさに何か成し遂げたことを考える必要は全くありません。
企業がびっくりするような経験なんて、まずないんです。
日々の些細な出来事で、自分の性格・価値観を表すことができればいいのです。
まず、企業から必ず訊かれる質問3つ
- 長所・短所
- 学生時代何をしてきたか
- 将来どうなりたいか
企業は商品を選ぶにあたり、この質問を通して、
商品スペック=「性格・価値観」を知ろうとしています。
今までの日々の行動から考えてみましょう。
なにげなく通り過ぎている日々を考えるのは、非常に難しいものです。
方法の一つとして、「自分年表」を作って自分を棚卸ししてみるのがいいと思います。
何があったか思い出す。そこで、何を考え、何をしてきたのか。
些細なことでいいのです。
課題を解決する為にしたこと、コツ、日々工夫していること、など。
家族や友達に自分について聞いてみるのもいいですよね。
自分について、具体的に考えることなんて今までしたことがないと思います。
なので、難しいです。大変です。
でも、やってください。
どうしてもムリって思ったら、ヒーヤンに相談してくださいね。