自己分析って必要?不必要?
Date:2015.11.17
さて、どうでしょう?
どちらも正解です。
なぜなら、自分という人間を他人(企業)にちゃんと伝えることができ売り込めるなら、
自己分析なんて特に必要ないです。
できないなら、自己分析は必須です。
自己分析をする目的は、前回ブログに書いたように
「一生続けられる仕事を探す」「自分に合った仕事を見つける」
という目的ではありません。
そう、そんなの見つかるわけない。
じゃ、自己分析の目的とは…
自分のことを、企業に具体的に分かってもらう!です。
就職活動とは営業活動です。
「自分」という商品を企業に売り込んで、買ってもらう。
ということです。
それは、自分という商品がいかに良いものなのか、役に立つものなのか、
他の商品(他の人)と比べた時にこっちの商品(自分)が良さそうと思ってもらえるか、
を表現する必要があります。
なので、商品の特性を十分に理解し、相手に分かりやすく説明しなければなりません。
例えば、自分が商品を買う時どうでしょう?
スマホを買おうと思っている時、店員に「コレとても良いんですよ」と言われただけでは買わないですよね。
どういう時にどういう機能が使えるのか、自分の欲しい機能が使えるのか、など、魅力的に思わせる情報がなければ、欲しいなぁと思わないですよね。
就活でも同じです。
黙っていて商品は売れません。
自分はみんなに好かれていて良い性格です。学生時代も4年間部活を続けて頑張りました。
だけでは、何が良いのか企業には全く伝わりませんし、企業が求めているものに合っているのかも分りません。
なぜ好かれているのか?なぜ続けてこれたのか?何を得たのか?
など、具体的に知る必要があります。
そして、それがどういう時にどのように役に立つのか、
を企業に分かってもらう必要があります。
その為に、商品(自分)のスペックを知る=自己分析 が必要なのです。
自己分析を考える上で…自慢できることなんて特にないなぁって思う人多いですよね。
しかし、特に何もしてきてなかったと思う人も、考えればあるはずです。
企業が聞きたいのは、部活のリーダー経験やアルバイトでの華々しい実績ではありません。
企業が知りたいのは「人柄」や「今後の可能性」です。
性格・価値観です。
なので、大げさに何か成し遂げたことを考える必要は全くありません。
企業がびっくりするような経験なんて、まずないんです。
日々の些細な出来事で、自分の性格・価値観を表すことができればいいのです。
まず、企業から必ず訊かれる質問3つ
- 長所・短所
- 学生時代何をしてきたか
- 将来どうなりたいか
企業は商品を選ぶにあたり、この質問を通して、
商品スペック=「性格・価値観」を知ろうとしています。
今までの日々の行動から考えてみましょう。
なにげなく通り過ぎている日々を考えるのは、非常に難しいものです。
方法の一つとして、「自分年表」を作って自分を棚卸ししてみるのがいいと思います。
何があったか思い出す。そこで、何を考え、何をしてきたのか。
些細なことでいいのです。
課題を解決する為にしたこと、コツ、日々工夫していること、など。
家族や友達に自分について聞いてみるのもいいですよね。
自分について、具体的に考えることなんて今までしたことがないと思います。
なので、難しいです。大変です。
でも、やってください。
どうしてもムリって思ったら、ヒーヤンに相談してくださいね。